10年以上前の話。

子供の夏休み、F県の県営オートキャンプ場に4家族でいきました。
わりと新しいキャンプ場は山の中腹にあって広く、ゴルフ場のように見晴らしが良く施設も充実してました。

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夏休みということもあって結構混んでいましたが、区画が広かったので快適でした。
夕食が終わり子供達&夫達は遊び疲れて先に就寝。
明日の準備も出来たのでテーブルの上にランタンを置き、女4人でお茶タイム。
周りのテントの人たちも起きていたので、安心して雑談に花を咲かせていました。



 欠伸が出始めた頃
「何時だろ?」「やばい11時になるよ」 こんな会話があったとたん何か違和感が。




周りがやけに暗く静かなんです。
ついさっきまで、もっと賑やかで他のテントの人達も起きていると思っていたので、
私達も周りを気にせず、話こんでいました。
5.6人で遊んでいる小学生くらいの子供達の声が遠くに聞こえてたし、
楽しそうにキャッキャ笑っている声とかオーイと呼んでいる声とかを4人ともはっきりと聞いていました。

こんな遅くまで子供が遊んでいるのは変だけど、
「きっと声がしたあたりには遊具施設があってそこで遊んでたんだよ。」
という事にしようと思いましたが・・・・・・やっぱり気になるのでランタン片手に声がした方向に行ってみました。

そこは遊具施設などありそうもなく、一面林になってました。
キャンプ場内には所々街灯はあったのですが、林の中は真っ暗でとでも遊べるような場所ではありません。
子供の遊ぶ声が楽しそうだったので怖いとは思いませんでしたが、本当に不思議な体験でした。


4人で雑談をしている間、他のテントの人が起きているような生活音と子供の遊ぶ声がずっと聞こえてました。
ランタンもあちこち点いていたようで、もっと明るかった印象でした。
ただ、どこの人がこうだったという説明ができず、さっきまで他のテントの人達も
起きていたとしか言いようがありませんでした。
具体的な話が子供の遊ぶ声だったわけです。

遠くから子供の声がと書きましたが、小学校の校庭で遊ぶ子供の声を
敷地の外から聞いているくらいの感覚でした。
声がしたあたりまでの距離は100mまでなかったと思います。

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