ネタではないのでそれほど恐い話ではないですが。 
この流れなのであえてはっきり場所を特定できる形で。 


東京巣鴨の本郷高校の西側に200メートルほどの直線道路がある。 
(面倒でなければ、グーグルマップを「本郷高校」で検索して場所を確認してみて。 
13番地と14番地の間の一方通行の道路です) 

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深夜、その道を巣鴨駅方面(南方向)に向かって友人と歩いていた。 
車が来ない見通しのいい直線道路なので、突き当たりのT字路の街灯の下に男性が 
立っているのに気付いたのは結構手前の方だった。 





突き当たりは体育館の裏手の寂しいところで、男性が一人で立ってるのは 
ちょっと変な感じ。 
警戒する気持ちもあり、友人と雑談しながらも目線は時々男性に向けていた。 


30~40mくらいまで近づいたあたりで、男性の頭が闇に溶け込んだような感じで 
よく見えなくなっていることに気付いた。 
その時点では街灯のあたり方のせい?と思いつつ歩き続けていたがさらに近づくうちに、 
男性の上半身が徐々に消えていってるのだとわかった。 

友人がそれに気付いたのもほぼ同時だったようで、友人に腕をきつくつかまれ立ち止まった。 
友人も私も言葉が出ず固まったままだったのは数秒だったと思うけど、男の上半身が消え 
ジーンズの下半身だけになった時、それが突然こちらに向かって歩き始めたのを見て、 
私たちは悲鳴にもならない変な声を出し、今来た道を全速力で逃げた。 



グーグルのストリートビューで見ると、その「突き当たりの街灯」が見られます… 


 
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