甲子園繋がりで俺の実体験を聞いてくれ。

二年くらい前の大学から電車で帰ってる時の話。

大学の授業も午前中に終わってバイトに向かう電車の中いつも乗る最前列の車両には客も3、4人しかおらず
ぽかぽか陽気に釣られてうつらうつらしながら寝かかってると電車が緩いカーブに差し掛かった時

「バチーーン」という衝撃音とともに電車が大きく揺れた






びっくりして前を見ると運転席の窓ガラスにひびが入っておりそこには血が
べっとりついていた。さらに横の窓から下を見るとそこには曲がってはいけない
方向に手足が曲がり、掛けていたのであろう変型した眼鏡フレームが顔に突き刺さった
サラリーマン風の男性の姿があった。

自殺だ…なんとか状況を把握しパニックを抑えることができた俺は茫然と立ってる
運転手に「大丈夫ですか?」と尋ねると運転手は吐き捨てるように語気を強め

「去年の夏以来春夏通じて3回目っ!!」

「甲子園かっ」俺は小さな声でつっこんだ


 
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