不可解ってほどでもないよくある話ですが
小1のとき、1人で通るのは初めての道から帰ろうとして迷ってしまいました
曲がる角を間違えたんだと思いますが、それにしても進んでいれば見覚えのある道に出るはずだったのにそのときはそうなりませんでした




だんだん心細くなって泣きながら歩いていると、雑草だらけの空き地で女の子が1人で遊んでいました
多分同い年か少しだけ年上という感じの子で、わたしに気づくと「どうしたの?」と声をかけてきました
迷ったと伝えると、彼女は「こっちに進めばいいよ」と道案内をしてくれました(口頭だったか途中までついてきてくれたのだかよく思い出せません)
その通りに歩くとあっという間にいつもの道に着き無事帰ることができました

次の日お礼が言いたくて女の子を探しましたが、あの空き地も女の子も見つからず、そもそも泣いて彷徨うような道のりでもなくすぐにいつもの道に出てしまうのです
そしてわたしの小学校は多くても1学年に2組しかなく、他の学年の人もなんとなく知っているので全然知らない同世代の女の子が近所にいるというのも不思議でした
あの子は誰だったんだろうなぁ


 
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