霊感のある母が体験した話。
夜寝ていると金縛りになった。結構よくあることなので早くとけないかなーって思っていたら両腕を誰かにがっしり掴まれて押さえつけられているような感覚がしたらしい。いつの間にかその感覚は無くなっていて母はそのあと二度寝したそうな。




翌朝リビングに来て母は私、父、弟に「昨日誰かに押さえつけられたんよ」って言ってきた。
「ほら、ここらへん」と言って二の腕を見せてきたんだけどそこにはくっきりと痣ができていた。人の手形の。

私たち3人はよく母から不思議な話を聞いていて今回もそんな大したことはないだろうと思ってたので痣を見てとても驚いた。ちなみに痣は赤紫色で見た目は痛そうだったが、母曰く全然痛くなかったらしい。2日後くらいには消えていたと思う。

そして1番怖かったというか驚いたのがこの痣、正面から腕を掴んだのではなく背中側から掴んだような形になっていた。つまり、母は金縛りのとき押さえつけられていたのではなくベッドの内側から引っ張られるように、引き込まれるように腕を掴まれていたということになる。

最初痣が信じられなくて無意識に母が自分で腕を掴んだんじゃないかと私たち3人は疑ってたんだけど、正面からならまだしも背中側からだといくら頑張っても自分では出来ないと気づいて鳥肌が立った。


 
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