友人の結婚式に出席しました。
彼女は中学のときに母親を亡くして大変でしたが、
優しそうな旦那様にめぐり合い、とても幸せそうでした。

家に帰り、撮影した写真を整理していると、
気になる写真が一枚。





結婚式の最後、両親に花束と、自分の生まれたときの 
重さのぬいぐるみを渡すイベントの写真です。 

彼女のお父さんと、相手の方のお父さんの間に 
大きなオーブがひとつ。 
スポットライトではありません。 
舞台背景に下がっている幕の襞をまったく無視した、 
大人と同じくらいのサイズの真っ白な玉。 
本来なら、花嫁の母親の立ち位置にぽっかりと浮かんでいます。 

ハル、良かったね。 
お母さん、来てたみたいだよ。



同じような話を読んだことがある。
アメリカでのこと。やはり早くに母親を亡くした女性が晴れて結婚式を挙げた。
この姿を母に見てもらいたかった、それだけが彼女の心残り。

式の後、目を真っ赤にした友人が「○○っていう名前の人を知らない」?と言う。
それは母親の旧姓だった。

「式の最中、あなたたちが光に包まれて見えて、この名前が心に浮かんできたの。
そしてメッセージを受け取ったわ。
『あなたはいつも愛されて、守られています。それを疑わないで』って…」

洋の東西を問わず、親の心って同じだね。


 
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