ベタだが実際に体験した話

昔介護士をやってて、病院勤務で夜勤もあったんだけど
よくドラマとか映画とかである話で申し訳ないんだが
亡くなった人の病室からのナースコール3回、
亡くなった人の病室の戸が開いたりしまったり(音と事後確認)
というのはガチで体験した


 


戸が開け閉めしたのがあった時の亡くなった患者さん
特徴的な固い音のスリッパ履いてたんだけど、夜中その足音で歩く音も聞いたんだけど
死んだの気づいてないか受け入れてなくてていつも通りの生活をしてるんだなと思った

ついでに介護士時代はやっぱり人の死に何回も直面してたんだけど
その中でも興味深い死に方を1つ話させて

もう何か月も寝たきりで意識不明の患者さんAさん(85歳ぐらい)の話
何の病気だったか忘れたけど他の病院から当院に移ってきた時にはずっと意識無い状態で
話せないし食事なんかはもちろん寝返りすら自分でうてない人だったので結構お世話させてもらってた

ある日部屋の掃除に行った時、Aさんが両手を頭の上に上げて何かパクパクいってる
こんな動いたAさんを見たのは初めてだったのでびっくりして
おれ 「Aさん何してるの?」 とたずねてみた
すると返答が返ってきて
Aさん 「今家族でブドウ狩りに来てるの。おいしぃわーぶどう」
と言って頭上にあるブドウをもぎ取り口に運んでいる。よだれもでている
その瞬間まさにAさんの脳内では完全にブドウ狩りを体験していた
なんとなく表情もおだやかだった

その2時間後Aさんが亡くなった
おれが見たのはゆっくりとした走馬灯のようなものだったんだと思う


 
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